資格試験の勉強を始めるのが、周りよりも遅かったという若杉さん。
それでもしっかり現役で柔道整復師の国家試験に合格した
効率のよい資格勉強法についてお話を伺いました!
若杉さんのご紹介
名前
若杉太智(わかすぎだいち)
年齢
22歳(1995年生まれ)
出身
東京都
出身校
了徳寺大学
プロフィール
現在都内パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして著名人から学生まで幅広くトレーニングを指導している。
学生時代に始めたトレーニングで自身の体が変わり、その嬉しさ、幸せさを誰にでも感じられるようにとトレーナーを志望。
常にポジティブシンキングで元気、笑顔が多い彼は周囲からの人望も厚い。
好きな言葉は「素朴でも派手でも君だけのSTORYを語れたならそれでいいさ」三代目J Soul Brothers ~J.S.B. Happiness~
今持っている資格について教えてください
柔道整復師、NSCA-CSCS、健康運動指導士を持っていて、現在はパーソナルトレーナーとして活動しています。
ストレングス系から医療、健康系まで幅広く見ております。
一見、パーソナルトレーナーというと医療系の資格はいらないように見えますよね。
実はそんなことなくて、柔道整復師という医療国家資格を持っていることで、視点が増えます。
他のトレーナーはストレングスとかパワー系のものしか見ることができないですが、僕はその医療の観点からもお客様を見ることができます。そのおかげもあって僕の希少価値が他に比べて高くなり、現在はパーソナルトレーナーとして1人前と言われている月100本のセッションを入社してから常に行なっています。
学生時代はどのように資格の勉強をしていましたか?
教科書と授業でもらったプリントです。
基本はプリントを見てわからなかったら教科書で答えを探す感じでしょうか。
だから、いつも分厚くて重い教科書を持ち歩いていましたね。
そのせいで僧帽筋が。。笑
でも常にそのやり方で行っていくとプリントのわからないところがなくなるんです。
1枚終わったらまた次の1枚って。
それを続けていくとたくさんあったプリントが全てわかるようになって知識が増えましたし何より効率がかなり良くなりました。
重要なところだけとりあえず完璧に、という感じでしたので。
効率よく、切り替え、がテーマの僕にはこのやり方がすごいマッチしていましたね。
資格の勉強で「やってよかった」と思うことはなんですか?
先生の大事と言ったところに時間をかけたことです。
つまり教科書を最初から最後まで読むのではなく、いくつかの大事なポイントだけはしっかり何度も復習して理解していました。
先生こそ自分より勉強しているし過去の出題傾向も調べているから大体でるところを把握しています。(もちろん出ないところもあると思いますが。。)
そのおかげで短期間で模試の順位が70位くらいから10位まで上がりました。
上記のプリントのところにもありますが効率よく行えるのがこれも魅力です!
資格の勉強で「やらなくてよかった」と思うことはありますか?
特にないです!
というのも国家資格って国の資格であるだけに自分の専門分野ではないところも学ばなければならないです。
骨折、脱臼などの外傷が専門分野なのに感染症とか幼児の発育過程、しまいには体に関係がない世界の歴史、統計学まで学びました。笑
学生時代はなんでこの勉強しなければいけないのかと思っていましたが、社会にでるとそれが生きるんです!
パーソナルトレーナーをおこなっていると色々な方と出会うのでもちろん色々な話をします。
パーソナルトレーナーってトレーニングを教えるだけでなくその人の全てをサポートするのでコミュニケーション能力の方がむしろ求められます。
そこでこの学生時代の(無駄?)知識が生きるんです。そんなに使うときはないですけどね。
でもそれがあってからその人とはかなり距離が縮まりました。
つまりいつかどんな知識でも使うときはくるので、僕は何ごとも損はないと思います。
柔道整復師を勉強している学生へのメッセージ
大学1〜4年生の夏休みまでは定期試験の勉強しかしてなかったです!!笑
つまり、資格のための勉強を始めたのは4年生の9月ごろです。
さすがにまずいと感じて始めましたね。
時期は早い方が断然有利だと思いますが、僕は部活も勉強も遊びもバイトも全部諦めたくなかった。
だから4年生の後半まで全然勉強しなかったです。
夏休みもみんなは朝から夜まで勉強していたのに僕は朝からバイトしたり海行ったり。笑
ここだけの話、正直焦りましたけど、後半から本気出すって決めたので。
自分の考えを曲げたくなかったのもあります。
絶対これで受かるんだって。
今思えば、これで落ちたら親に絶対怒られたんだろうなって思います。笑
つまり最終的に受かれば良いんです!
周りが勉強しているからやろうとかそんなのでは時間が勿体無い。
僕は大学生の時間は遊ぶときは遊ぶ、勉強するときはする、そう決めてやってました。
人よりも遊んだ分、今の仕事にもそれが深みとして活きています。
経験こそ人生の財産だと思います。
いろんな経験をしてバカやって、当たり前に資格は受かる!!
ちなみに卒業試験も大体の人が落ちていたものを一発合格!
結果が全て!
広い視野を持って、
たくさん経験して、
何事にも全力で頑張ってください!
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