ハムストリングスのパートナーストレッチのご紹介です。膝伸展位・膝屈曲位の2種類紹介しています。
①膝伸展位
手順①
クライアントの右脚が浮かないように、手または脚で押さえる。
手順②
左手をクライアントの左の踵に引っ掛けるようにして持つ。
手順③
クライアントの左膝を伸展させたまま、 股関節を屈曲させる。
※ストレッチのポイント・注意点
・膝関節は完全伸展位で行う。
・つま先と膝は同じ方向を向くようにする。
・非ストレッチ側の股関節が外転・外旋にしないように足でロックする。
・骨盤の後傾(地面から臀部が離れないように)に注意する。
膝伸展位 一連の流れ
②膝屈曲位
手順①
クライアントの右脚が浮かないように、手または脚で押さえる。
左手をクライアントの左の踵に引っ掛けるように持つ。
手順②
クライアントの左膝を屈曲させ、左股関節も屈曲させる。
手順③
クライアントの左膝を少しずつ伸展させる。(完全伸展させない。)
※ストレッチのポイント・注意点
・つま先と膝が同じ方向を向くように持つ。
・非ストレッチ側の股関節が外転・外旋にしないように足でロックする。
・骨盤の後傾(地面から臀部が離れないように)に注意する。
膝屈曲位 一連の流れ
ハムストリングスの機能解剖
ハムストリングスは
「大腿二頭筋」
「半膜様筋」
「半腱様筋」
の3つの筋肉の総称です。
それぞれの筋肉の機能解剖は以下の通りです。
◆大腿二頭筋
【起始】
長頭:坐骨結節の後面(半腱様筋との共同腱)
短頭:大 腿骨粗線の外側唇の下方1/2
【停止】
腓骨頭,下腿筋膜
【作用】
股関節伸展(外旋)
膝 関節屈曲
◆半膜様筋
【起始】
坐骨結節
【停止】
脛骨の内側顆,斜膝窩靭帯, 下腿筋膜
【作用】
股関節伸展(内旋),膝関 節屈曲(屈曲位での内旋)
◆半腱様筋
【起始】
坐骨結節の内側面
【停止】
脛骨上縁で薄筋停止部の後下方、下腿筋膜
【作用】
股関節伸展(内旋)
膝関節屈曲(屈曲位での内旋)
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