「海外で自分の腕がどこまで通じるか試したい」
その想いを胸に、スポーツアライアンス主催イングランド フィジオ研修に参加する篠塚さん。
現地では何を学び何を得たいのか、どんな準備をして向かうのか。
出国前にお話を伺いました!
篠塚さんのご紹介
篠塚裕太
所属:株式会社ケイズグループ
出身:茨城県
年齢:29歳
サッカーの本場イングランドへの研修
ーーどんな海外研修に参加しますか?
スポーツアライアンス主催のイングランドでのフィジオ研修に参加します。
ーー今回、イギリスのどんなところへ行かれますか?
イギリスのロンドン近辺に行きます。サッカーだけではなく、ラグビーなども見学する予定です。
海外で治療の腕はどこまで通じるのか
ーー今回の研修で楽しみなことはなんですか?
トレーナーとして実際に活動させてもらえるということですかね。海外でトレーナー活動するということはなかなか経験できないことなので。それが経験できるということ。
僕自身は、向こうのクリニックでちょっと仕事をさせてもらえるという形で、それが一番楽しみですね。あとはプレミアリーグを観れるというのは大きいですね。
ーークリニックでどんなことをするのが一番、楽しみですか?
選手ケアをやりたいですね。
普段、仕事で指圧などをやっているので自分の腕がどこまで受け入れられるかというところが僕の中のテーマで行きたいと思ったことです。
ーー前にアメリカにも行かれたとお聞きしましたがその時はどうでしたか??
アメリカの時は全然ダメでした。一緒に行ったトレーナーさんの存在が絶対だったので、その方と肩を並べないとという感じでした。今回は2年越しの海外です。
中国に行ったこともあるのですが、その時はゴルフ選手の帯同という感じでした。ヨーロッパは初なので、自分1人だけで、どこまでできるかというのが楽しみではありますね。
英語でスポーツのコミュニケーションをしたい
ーー海外研修に参加しようと思った決め手はなんですか?
本当は1年前に参加しようと思っていたのですが、会社の都合上行けなくて。なので、今回は絶対に行こうと思っていました。あとは1ヶ月のコースができていたので絶対行こうと思いました。
説明会に行った時に、中身があまり固まっていない状態だったので、逆に中身が決まっていない分、自分達の意見が通しやすかったので今回のクリニックに行きたいなども要望を受け入れてくださいました。
それくらい自由な感じに行けるのがいいなと思いました。あまりコテコテに決まっているよりいいなと思いました。
ーー向こうでやってみたいことはなんですか?
トレーナー活動が主ですが、語学学校も行って英語を学ぶ環境にもあるので、現地の方と英語でコミュニケーションしたいです。スポーツ用語を使って話すのは難しいですけど、現場に入ったら必然なので。
実際にスポーツをやっている人たちとコミュニケーションを取っていきたいなと思います。
英語は全然話せません!
ーー英語はどれくらい話せますか?
全然話せないです(笑)
挨拶と単語をちょいちょい言えるくらいです。
前のアメリカの時もほぼ話していないです。チームに日本語を話せる方がいたので。
ーー向こうに持っていくものを教えてください。
服以外には、テーピングも持っていきます。依頼があったので。
実際にチーム見学をする時にトレーナーとしてテーピングを巻けるかもしれません。
あとはネットで調べたら日本食を持って行けとあったので、僕は梅干しを持ってきています。
きっかけは2年前のアメリカ研修
ーーいつから海外に興味を持ちましたか?
興味を持ったのは2年前の会社主催のアメリカでの研修がきっかけですね。
その前までは全然海外に行きたいなんて思っていなかったです。やっぱり観光で行ったのではなくスポーツで行ったというのがあったので、海外に行きたいなというのがありました。
1回行ってみると考え方が変わりますね。
ーーどう変わったんですか?
向こうに住んで、仕事をしたいという想いを持つようになりました。
ーー初めて海外に行く時のきっかけは?
会社から、行く1ヶ月前くらいにこういうのがあるんだけど行く?と言われました。
僕が行かなかったら他の人に声かけるけどと言われて、すぐに決断しました。その時が初海外でしたね。大急ぎで準備をしました。
アリゾナでの乗り換えがうまく行かなかったりハプニングも起きました。それもそれで良い経験になりました。
2年間磨いてきた技術を海外研修で試す
ーー今回の研修に臨む意気込みをお願いします!
この2年間、徹底的に自分の技術を磨いてきました。
実際にどれくらい通用するか分からないですけど自分の実力を精一杯出してきて、仕事ができる機会をいただけたらいいなと思っているので頑張って行ってきたいと思います!
イングランド フィジオ研修
イングランド研修では現地のサッカーチーム、ラグビーチーム、大学スポーツ施設、治療施設などを見学し、フィジオセラピスト(理学療法士)の実際の業務を見学します。
現日本代表選手との交流や、元日本代表でイギリスでプレーする選手への施術ができる貴重な経験ができるのもこのプログラムならではです。
詳細は画像をクリック。