「100人いれば100通りの方法がある」AT・柔整資格保持者の勉強法

大阪の専門学校でアスレティックトレーナーと柔道整復師の2つの資格を取得された石上さん。

現在は大学バスケットボール部、鍼灸整骨院など様々な現場で幅広く活動されています。

今回は石上さんの学生時代の勉強法をお伺いしました!

石上さんのご紹介

名前

石上 圭佑(いしがみ けいすけ)

年齢

22歳(1996年生まれ)

出身

大阪府

出身校

大阪ハイテクノロジー専門学校 柔道整復スポーツ学科

プロフィール

小学5年生からバスケットボールを始め、専門学校卒業まで10年間選手としてバスケットに打ち込み、専門学生時には全国大会に出場。
高校時代いろんな進路の選択肢がある中「バスケットを仕事に!!」をテーマに専門学校に入学。

3年間で高校バスケを中心に現場で経験を積み、卒業時には日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・柔道整復師の資格を取得。
現在、2つの資格を活かして、茨城県で鍼灸接骨院勤務と大学バスケ部のアスレティックトレーナーとして活動中。

アスレティックトレーナー

ダブルライセンスの強みを活かす

ーー今持っている資格について教えてください

所有している資格は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師です。
3年間で日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・柔道整復師の資格を取得しました。

現在はフルタイムで大学バスケットチームに関わらせて頂いており、チームの活動がない時は鍼灸接骨院で勤務しています。

資格的には、現在の働き方が最大限活かしきれているかなと。

また、接骨院では幼少期から高齢期まで幅広い世代に怪我の治療だけではなく、アスレティックリハビリテーションやパフォーマンスアップのためのトレーニング指導ができるなど、これはダブルライセンスの強みだと思います。

アスレティックトレーナー

常に現場をイメージしながら勉強をする

ーー学生時代はどのように資格の勉強をしていましたか?

1、2年生の頃はとにかく現場のチャンスがあれば積極的に参加していました。

現場に出て右も左も分からない状態で、とりあえず観て、分からないことは調べたり、いろんな人に聴き、自分なりに考えて頭の中に入れる。これの繰り返しでした。

3年生になる時からは、資格試験の勉強も本格的にスタート。

資格を取るためだけの勉強にならないように、常に現場のことをイメージしながら勉強を取り組むようにしていました。

実際に現場で遭遇した怪我などを勉強した時はイメージしやすかったですね。

自分は1年生の冬から3年生の秋まで約2年間高校バスケの強豪校に関わらせて頂き、今でも怪我が起こると、当時の同じ怪我をしていた選手のことを思い出したりしますね。

試験作成者になりきる

ーー資格の勉強で「やってよかった」と思うことはなんですか?

授業中の先生の雑談含め、聴き逃さないことが大切だと思います。

当たり前ですが先生方のお話は、自分より圧倒的に知識・技術・経験があるので教科書以上の価値を生んでくれていましたね。

雑談でも時には現場で使えたりもして勉強しながらも頭のどこかには現場のことが頭あったと思います。

後は、資格試験作成者の人になりきって勉強していました。

アスレティックトレーナーの筆記試験でしたら、過去5年以上の問題を各分野ごとに分け、解いていき、答えにあたる部分を教科書のどこに書いているかピックアップしていく作業をひたすら繰り返しました。

そうすると、同じような問題が毎年出ていたり、年によって問題の傾向が見えてきたり、自分が本番の年の問題を予想してみたりしていました。

アスレティックトレーナー

自己満足になってしまうことに注意

ーー資格の勉強で「やらなくてよかった」と思うことはありますか?

ノートをとることですかね。
これは人によって様々なのですが、自分はひたすら頭と耳と目を働かせて、書くのは教科書にメモ程度でした。

ノートを取ると、書くことに夢中になり自己満足にしかならないと思っていました。

それよりも現場で使えることを吸収する、そしたら自分の為にも選手の為にもなる、そう思って取り組んでいました。

100人いれば100通り

ーーアスレティックトレーナー 、柔道整復師を勉強している学生へメッセージをお願いします。

目指すと決めた以上は将来の理想の自分像があると思います。

理想像は経験や時間で変わるものだと自分は思っており、変わることに関しては悪くなく、大事なのはその理想像に近づけるためにはどのような取り組みをしたらいいのかイメージして実行することだと思います。

今までは自分が学生時代の考えや取り組みを話させていただきましたが、このことが人によっては合わない人もいると思います。
これは一つの参考程度にしてもらえばなと思います。

『100人いれば100通り』

考えることをやめずに、常に試行錯誤して、いろいろ試し自分に合う取り組み方法を見つけてください。

理想の自分に近づけるように頑張っていきましょう!!

 

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