試験合格のためには、効率よく勉強をし定着させることが重要です。では、具体的にどのように勉強をすればいいのでしょうか?
今回は、トレーナーとして仕事をしながら鍼灸師の国家試験に合格した早川滋さんにインタビュー!
限られた時間の中でどのように資格の勉強をしていたのか、ぜひ参考にしてみてください。
早川滋さん自己紹介
名前
早川 滋 (はやかわ しげる)
年齢
31歳(1987年生まれ)
出身
福岡県
出身校
日本鍼灸理療専門学校
プロフィール
アスリートを支えるスポーツトレーナーからキャリアをスタート。スポーツトレーナー時代は全国大会優勝チーム帯同や海外遠征帯同など活躍は多岐にわたる。その後、パーソナルトレーナーとして活動しながら「鍼灸あん摩マッサージ指圧師」の免許取得。不妊治療に特化した鍼灸院で経験を積み、今に至る。現在は治療やトレーニングに加えて、法人向けのケアコンテンツの企画なども行い、活動の幅を広げている。
今持っている資格について教えてください。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師を保持しています。
現在はパーソナルトレーニングと鍼灸治療の両輪を走らせながら、ジムとサロンの運営に携わっています。ビジネスパーソン向けの施設で美顔鍼、ボディ鍼、カッピングを使用したマッサージをサービスの中心に置き、お客様のカラダとココロのサポートをしています。
学生時代はどのように資格の勉強をしていましたか?
パーソナルトレーナーとして働きながら夜間の専門学校に通っていました。
仕事との両立が大変でしたので、なるべく授業中に覚えられることは覚え、仕事に支障が出ないように意識をしていました。ただ仕事が優先になり遅刻が多かったのが反省点です(笑)
またパーソナルトレーニングと治療で扱うものは違うものの、基礎は同じところも多いです。
日々の仕事の中で、学校で学んだことを活かせるものがないかな?というのは日々意識して過ごしていたと思います。仲間へのシェアも良いアプトプットになり、自分の理解が深まる勉強法でした。
資格の勉強で「やってよかった」と思うことはなんですか?
前述しましたが、日々の活動に落とし込めることはないか?と探すことです。
鍼灸師の資格取得のための項目には、東洋医学があります。
これが馴染みのない時期には、全く理解ができませんでした。授業中に何度寝たことか(笑)
ですが、自分の生活の中に結びつけられるものはないか?という目線で勉強しだしてから大きく変わりました。パーソナルトレーニングのセッション中にちょっとした豆知識でお客様に伝えてみたり、一緒に働く仲間に伝えてみたり。外に発信することで自分が理解できていることとできていないことが明確になり、さらに勉強に熱が入ったなと今では思います。
資格の勉強で「やらなくてよかった」と思うことはありますか?
無遅刻、無欠席です(笑)
皆勤賞を取られている方、本当にすごいと思いますし、心から尊敬します。
ですが僕は自分の時間に優先順位をつけて行動していたので「この先生の授業は受けなくていいかな?」というものは出ずに、自分の時間にすることがありました。すみません(笑)
欲しい結果に対して、今何をすべきか?を考えるとどうしても、授業を選べない時がありました。決して褒められるべきことではないですが、時間はお金に変えられません。有限です。
自分の納得のいく過ごし方を選ぶことが大切かなと思います。いいお手本ではありませんので参考程度に。
鍼灸師国家試験に向けて勉強している学生へのメッセージ
資格の取得はあくまでスタートラインに立つことであって、決して最終地点ではありません。
そのため学生のうちから、その資格をもとに自分がどう在りたいかを考えておく必要があります。途中で変わるも全然OK。学校に通い始めから変化することも多々あるでしょうから、そこは柔軟に変化していけば全く問題はありません。
手段と目的を履きちがえないように日々自問自答を繰り返す。授業や試験が近くなると目の前のことで一杯一杯になるのはわかりますが、そこで一つ先のところにも目を向けられると、彩り豊かな人生になるのではないかなと思っています。頑張ってください!!
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