今回は、サッカーの本場「イングランド」で行われたトレーナー研修に参加した安達さんへ
海外研修に行ってみて感じたこと、学んだことをお伺いしました!
安達さんのご紹介
名前
安達和宏(あだちかずひろ)
年齢
19歳(1999年生まれ)
出身
東京都
出身校
了徳寺大学(在学中。2018年現在)
プロフィール
高校時代、サッカー部に帯同していたトレーナーの存在と自身の怪我をきっかけにトレーナーを志す。
選手のサッカー人生を怪我のないものにしたいという思いから、了徳寺大学へ進学。
現在は、サッカー育成年代のメディカルトレーナーを目指し日々活動中。
イングランド フィジオ(トレーナー)研修に参加
ーーどんな海外研修に参加しましたか?
イングランド フィジオ(トレーナー)研修に約1週間参加しました。
海外で活躍するトレーナーは、フィジオセラピスト(理学療法士)の資格を持ったトレーナーが主体。
そんなフィジオの様々な環境での業務を見学しました。
サッカーチームを中心に
ラグビーチーム、大学施設やFIFA公認治療施設など
一般の方が立ち入れない内部まで見学をさせていただきました。
自分の目で海外を見たい!
ーー海外研修に行くことになった経緯を教えてください
中学生の頃、英語の勉強をしているうちに、海外の文化や歴史、外国人の性格などに興味を持ったのがきっかけです。
それから高校生になり、トレーナーを目指す中で海外とトレーナーを掛け合わせたいと強く思うようになりました。
そんな中、海外サッカーの現場を中心としたイングランドフィジオ(トレーナー)研修のお話をいただきました。
自分の目で海外を見たい
海外と日本のトレーナーの違いを知りたい
日本人の入り込む隙はないか
など、実際に見てみなければわからないことがたくさんあったので、それらを求めてこの研修に参加しました。
生活部分まで現地企業がサポート
ーー海外研修中の現地での生活について教えてください。
JAPAN@UKというイギリスの会社が
プログラムなど研修準備から1週間の食事、通訳、宿、移動などのサポートをしていただきました。
宿泊したのはホテルで、
朝のバイキング(パン、チーズ、ハム、ヨーグルト、フルーツ)から1日がスタートします。
the朝食という感じで美味しいのですが
1週間同じ朝食なので、研修後半はパンに拒絶反応が出ました。笑
イギリスは多国籍国家なので、イギリスと言ったらこれ!という食事がありません。
その分、様々な種類の食事を楽しむことができました。
量はさすが海外。
食べきれないほどの量に苦戦しました。笑
想像以上に丁寧なイギリス人
ーー海外研修の中で心に残っていることはなんですか?
マメな性格な人が多いということです。
それまで、外国人は大雑把な人たちが多いという印象でした。
しかしチームやクライアントに貢献するための業務は、細かいところまで作業していました。
個々へトレーニングメニューを送信したり、各選手やクライアントのコンディションをデータで管理していたり。
想像とは違うことを目の当たりにし、とても印象に残っています。
(時間にアバウトなところはありましたが、、笑)
また、国民のスポーツへの関心度が高いことも心に残りました。
大学施設や治療施設の大きさ・設備の充実さ、サッカーとラグビーができる大きな公園、至る所にあるフィットネスクラブ。
国全体でスポーツへの関心が高いことを実感しました。
曖昧だった夢が現実的になった
ーーその海外研修に行ったことで何が得られましたか?
将来の働き方を具体的にイメージすることができたことです!
『海外で働くのかっこいいなあ興味あるなあ』
と、なんとなくでしか描くことができなかった将来の夢。
自分の目で見ることで、海外と日本の違いやこれを武器にして挑戦できる!
など、夢を現実的に考えられるように変化しました。
ネットからの情報や頭の中でしか描くことのできなかったものが
現地へ行き、フィジオと交流をし、様々な現場を見て、海外というものを知ったことで
具体的な考え方ができるようになりました。
学生だからこそ海外へ行く価値がある
ーー今、海外研修を考えている学生へメッセージ
実は、海外に行ったのはこれが初めてでした。
一度は海外に行きたいと思っていました。
社会人になってからではなく、学生のうちに。
選択肢がたくさんあり、自由が利く学生だからこそ行く価値があると感じました。
そこからさらに選択肢を増やし、将来の自分への投資をすることは、決してマイナスにはなりません。
海外進出を考えている学生トレーナーはぜひ参加してみてください!
■次回のイングランドトレーナー研修について興味のある方はこちらをご覧ください。
■その他の海外研修参加者レポート一覧