アスレティックトレーナーの資格を取得し現在は、スポーツ現場やクリニックで活動をされている水口さん。
そんな水口さんにアスレティックトレーナーの勉強法について伺いました!
水口さんのご紹介
名前
水口 凱 (ミズグチ カイ)
年齢
23歳(1996年生まれ)
出身
奈良県
出身校
大阪リゾート&スポーツ専門学校
プロフィール
医療現場、スポーツ現場、教育の3点で活動。
スポーツクリニックでリハビリや併設されたパーソナルトレーニング、ピラティスのレッスンなどを行いながら、野球、アイスホッケー、ウインドサーフィンの選手など、アマチュアからプロ選手まで幅広くサポートしている。
専門学校の非常勤講師も行い、大阪、名古屋で月一回講師業を行うなど教育にも力 を入れており、アスレティックトレーナーとして、【関わる全ての人の笑顔を見るために】 をモットーに活動している。
アスレティックトレーナーとしてスポーツ現場で活動
ーー今持っている資格について教えてください
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を所有しています。
クリニックでは主にアスレティックリハビリテーション、テーピング指導を行い、スポーツ現場ではウォーミングアップからパフォーマンストレーニング、セルフケア、栄養指導など幅広く活動しています。
200回以上の実習が学ぶ意欲を掻き立てる
ーー学生時代はどのように資格の勉強をしていましたか?
フィットネスジムで勤務しながら、専門学校に通っていました。
資格の勉強に本気で取り組んだのは試験の半年前からで、それ以外の期間は学校外でのセミナーや実習に力を入れていました。
外部で学び、200回近く参加した実習で多くの選手に携わることで、学ぶ意欲がどんどん増していきました。
アスレティックトレーナーの教本を読むことも苦にならなかったですし、自然と勉強が頭に入るようになっていきました。
スポーツ現場で選手のためになにをするべきか?と常に考えることで自ずと勉強するようになり、外部でのセミナーなどから得た知識から基本に立ち返りアスレティックトレーナー教本の内容を学ぶ、このような形で勉強していました。
勉強効率が上がる!PDCAを回し続けよう
ーー資格の勉強で「やってよかった」と思うことはなんですか?
計画を立てて勉強することです。
いつまでに何点とり、過去問を何回する、などの目標を立て実施していました。
その目標を達成できた時はさらに上の目標を、できなかった時はなぜできなかったかを見直す。
このように PDCAを回すということを資格の勉強で用いていました。
そうすることで勉強効率がとても上がり、振り返りもしやすかったです。
暗記だけでは現場で役に立たない
ーー資格の勉強で「やらなくてよかった」と思うことはなんですか?
ひたすら書く、ということです。
暗記のために書くことを選択することがありますが、アスレティックトレーナー試験の勉強を暗記にしてしまうと、資格をとってから活動するときに、本物の知識がついていなくて、悩むと思います。
「なぜ」「どのように」など、その事柄の奥深くまで理解し、本当の意味で脳にインプットすることで資格試験だけでなく、今後のトレーナー人生で役立つ知識がつくと思います。
活躍できるアスレティックトレーナーになるためには
ーーアスレティックトレーナーの勉強をしている学生へのメッセージをお願いします。
資格試験のための勉強になりすぎてしまうと、今後全く使えない知識だけがつきます。
資格はあくまでもスタートラインに立つためのものなので、そのための勉強にならずに今後を見据えた勉強ができていると現場に出て通用するアスレティックトレーナーに近づきます。
アスレティックトレーナーはエントリーレベルの高い資格で、一年目から結果が求められる資格ではないかと思います。
そのため、学生の間にどのような準備ができるかがとても大切だと思います。今後を見据えた勉強ができるように応援しています!
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