起始・停止・作用・支配神経・使われる場面など
僧帽筋の機能解剖に関するまとめ記事です!
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僧帽筋の機能解剖
©teamLabBody-3D Motion Human Anatomy
英語表記:trapezius
肩関節の上部を覆う片方では三角筋の平らな筋。左右を合わせて見ると菱形のようで「僧帽」に似ているため僧帽筋と呼ばれている。上部繊維、中部繊維、下部繊維の3部に分けられ、それぞれ働きも異なる。三角筋を補助し、肩甲骨を安定させる働きをする。この筋の過緊張がいわゆる肩こりを引き起こす。
起始
後頭骨の上項線
外後頭隆起
項靭帯
第7頸椎以下全胸椎の棘突起および棘上靭帯
停止
鎖骨外側1/3
肩峰
肩甲棘
作用
上部:肩甲骨の挙上、上方回旋
中部:内転
下部:下制、上方回旋
支配神経
副神経の外側枝、 頸神経叢の枝 C2~4
僧帽筋が作用する代表的な動作
日常生活動作
・肘を浮かせて文字を書く
・重い物を持つときに肩甲骨が下がるのを防ぐ
スポーツ動作
・ウエートリフティングでバーベルを低いところから持ち上げる
・ボート競技のこぐ動作
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引用・参考
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◯動作でわかる 筋肉の基本と仕組み
石井直方(監修)、山口典孝・左明(著)、株式会社マイナビ(発行)
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福井勉・山崎敦(著)、羊土社(出版)
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