大胸筋のパートナーストレッチ

大胸筋のパートナーストレッチのご紹介です。

大胸筋のパートナーストレッチ（側臥位）

手順①

大腿部をクライアントの背中に当て、上体が倒れないようにする。
クライアントの右の肩関節・肘関節を90度に屈曲させる。
牽引を加えながら、肩関節を水平伸展させる。

※ストレッチのポイント・注意点
・腰椎を伸展させないように、トレーナーの大腿部で壁を作る。
・脱臼などの肩の既往歴を確認して実施する。(中止する場合もある。)
・肩の後ろ側に詰まり感がある場合、肩関節を天井方向に牽引しながら実施する。
・肩の痛みや違和感の出ない可動域で実施する。
・肩関節の外転角度で伸びる部位が変わる。

大胸筋のパートナーストレッチ（側臥位）　一連の流れ

大胸筋のパートナーストレッチ（座位）

手順①

クライアントに後頭部で両手を組んでもらう。
クライアントに両肘を開いてもらう。
膝の外側で背部を支える。
クライアントの両肘を持ち、肩を水平伸展させる。

※ストレッチのポイント・注意点
・腰椎を伸展させ過ぎない。
・クライアントの背中に当てている膝の圧に気をつける。
・肩関節の外転角度で伸びる部位が変わる。
・痛みや違和感の出ない可動域で実施する。

大胸筋のパートナーストレッチ（座位）　一連の流れ

詳しいやり方をさらに知りたい方はテキストを

正しく効率的で効果のあるストレッチを習得したい方はセミナーを

大胸筋の機能解剖

【起始】
鎖骨部：鎖骨の内側1/2
胸肋部： 胸骨および第２～７肋軟骨の前面
腹部：腹直筋鞘前葉

【停止】
上腕骨の大結節稜

【作用】
鎖骨部：肩関節屈曲、水平屈曲、（内転，内旋）
胸肋部および腹部：内転・水平屈曲、（内旋）

パートナーストレッチセミナー