徒手抵抗プッシュアップ

主働筋

大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋

手順

1.伏臥位をとり、膝を完全に伸ばし、つま先を床につける。
2. 手のひらを床につけ、肘を外側に向ける。手の間隔は肩幅よりも約2~3インチ (5.1~7.6cm) 広くとる。
3. 補助者は、クライアントの体幹をまたいで立ち、ニュートラルな姿勢を保ちながら上体を前傾させ、クライアントの上背部に下向きの力を加える。
4. クライアントは身体を真っ直ぐにして、つま先を床につけたまま手で床を押し (同時に補助者の力に抵 抗しながら) 肘を完全に伸ばす。
5. 下ろす動作中では、クライアントは補助者が上背部 に加える下向きの力に抵抗しながら、肘の角度が90°になるまで身体を下ろす。

一般的な誤り

・補助者の加える抵抗が大きすぎたり小さすぎたりする。
・(身体を一直線に保持できず) 腰が上下にぐらつく。
・可動域を狭めてエクササイズを行なう。