「まずは何がなんでも資格を取れ」AT・柔整資格保持者の勉強法

資格勉強法

自身の手術の経験からトレーナーを目指し、アスレティックトレーナーと柔道整復師の2つの資格を取得された川浪さん。

現在は病院リハビリテーション科・高校部活動・大学トレーニングセンターなど様々な現場で幅広く活動されています。

今回は川浪さんの学生時代の勉強法・体験談をお伺いしました!

川浪さんのご紹介

名前

川浪 洋平(かわなみ ようへい)

年齢

28歳(1990年生まれ)

出身

兵庫県

出身校

帝京大学 医療技術学部
スポーツ医療学科 健康スポーツコース

プロフィール

高校ではレスリング、大学では総合格闘技で活躍し、2度の日本一を達成するが、大学3年時に足関節の手術を経験する。
アスリートとしてさらなる飛躍のために受けた手術だったが、術後に頭に浮かんだのは「なぜ怪我をしてしまったのか」「なぜ手術するまで悪化させてしまったのか」という疑問だった。

その答えとして傷害予防とリハビリテーションの重要性に気づき、日本スポーツ協会(旧日本体育協会)公認アスレティックトレーナーの資格取得を目指す。

ラグビートップリーグチームでの実習で経験を積み、卒業時にアスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、病院リハビリテーション科・高校部活動・大学トレーニングセンターなど様々な現場で活動している。

AT・柔道整復師の資格を取得

ーー今持っている資格について教えてください

大学卒業時に日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーを、その後に専門学校に通い柔道整復師の免許を取得しました。

資格を取ってよかったことは、他の方もおっしゃられていますが、知識・能力についてある程度信頼してもらえることです。

逆に言えば、資格を持っていないことは知識・能力について「最低限」も信頼してもらえないということです。
すでに実績があれば話は別ですが。

モチベーションが高い時に取りこぼしなく

ーー学生時代はどのように資格の勉強をしていましたか?

普通に講義に通い、普通に勉強して、普通に単位を取得していました。

強いてポイントを挙げるとしたら、「取りこぼしなく」勉強していたこでしょうか。

例えば解剖学の授業が1年生〜2年生であったとしたら、3年生以降はその授業がありません。
となると1〜2年生の間に解剖学の知識に取りこぼしや空白があると、3年生以降はそれを回収するチャンスがモチベーション的・タイミング的に激減するわけです。

なので、講義があるうち、テストがあるうち、いやでもモチベーションが高まっているうちに勉強しておくべきです。

ひとつひとつ「目的」を持つ

ーー資格の勉強で「やってよかった」と思うことはなんですか?

「目的」を持って勉強したことです。人間は目的なく物事を覚えたり考えたりしようとするとものすごく労力を使います。

直近ですぐにできる目的は「試験問題を解く」ことです。過去問でも模試でも問題を解くことを想定して「あの問題を解くためにはどんな知識が必要か」と考えて勉強します。

その次にできる目的は実際に今対応している選手、実習を行っている現場での課題解決を想定して勉強します。

「覚える」は目的ではない

ーー資格の勉強で「やらなくてよかった」と思うことはありますか?

「やってよかったこと」と逆のことです。ただ単に教科書を読んだり、テーピングを練習したりすることです。

「覚えること」が目的になっていたり、「巻き方がわかっているテーピングを綺麗に巻く練習」はモチベーションが全く長続きしませんでした。

持っているから「資格は関係ない」と言える

ーーアスレティックトレーナー・柔道整復師を勉強している学生へのメッセージをお願いします。

専門学校に通っているとき、つまりアスレティックトレーナーの資格は持っているが柔道整復師の免許はまだ取得していない時にトレーナー契約の営業に行った際のことです。

今でもはっきりと思い出します。指導者の方に「日本体育協会(現日本スポーツ協会)の資格しか持ってないの?国家資格持ってないの?それじゃあダメだな」と言われ愕然としました。

これは資格を取っても意味がない、という話ではなく、資格の捉えられ方は時と場所、そして相手によって大きく変わることを教訓として気づかせてくれた話です。

資格は能力を判断する数多くの要素の一つに過ぎません。

資格がなくとも実績があれば信頼を得られることもあるでしょう。資格の有無「だけ」でキャリアを考えることは非常に危険です。

しかし、これを読んでいるあなたが資格取得を目指して勉強している学生ならば、実績はないですよね。

だからこそ、まずは何がなんでも資格を取りましょう!

資格を取ってから「資格は関係ない」と初めて言えるようになるのです。

 

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